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【学校に行く理由】教員の立場から考える、なぜ子どもは学校に行くか

子どもはなぜ、学校へ行くのかー。

この答えに答えることができますか?

 

「勉強をするため」

勉強なら塾でも、自宅で通信教材でもできます。

学校へ行く理由をすぐに答えられることができない。

なぜ、学校に行くのかが分からない。

そういった読者の方も見えると思います。

学校の先生の中でも、もっともらしい答えをすぐには言えない先生もいるでしょう。

大多数の大人は、学校へ行く理由をあまり深くは考えたことがないと思います。

 

私自身も、不登校の子どもたちと向き合っていると、なぜ学校へ行かなければならないのか悩む時がありました。

 

この記事を読めば、学校に行く理由がはっきりと分かります。

学校で学ぶべきことが分かれば、学校を見る目が明日から変わるかもしれません。ぜひお読みください。

アイキャッチ写真:Amana Images Inc via Getty Images

教員の立場から考える、学級集団という考え

学校の教育は、基本的に学級の集団を軸としています。

学級集団とは、学習指導と生活指導を効果的に達成していくために組織された集団です。

 

例えば、算数の授業では、1+1=2という問題を一人ひとり正解に〇をつけて個別学習だけを進めるのではなく、なぜ、1+1=2になるのかみんなで考えます。

「くまさんが持っているりんごが1個と、リスさんが持っているりんご1個を合わせて、りんごの数は2個。おはじきで確かめてみても、同じだね!」というように、みんなで考えることがポイントとなります。

 

みんなで考えることで、人によって考え方の違いを知ることができます。

くまさんとリスさんの人形を使って、計算したA君の考え方と、おはじきを使って計算したBさんの考え方は、同じ2という答えの出し方に違いがあるのです。

 

また、生活の場面では、教室にあるボールをみんなが気持ちよく使える方法を考えたり、ドッジボールをするときに、男女や能力の差で不公平が出ないように、みんなで考えたりします。

 

学級の集団には、子ども同士の横の関係と、児童と先生という縦の関係が存在します。

 

学級の集団の中で、先生の存在は大きく、先生はリーダーシップを発揮して、学級集団をまとめる必要があります。

 

学校という場では、子どもは親以外の大人との縦の関係を学ぶ機会となります。

教員の立場から考える、学校へ行く理由

学校は、子どもに社会の文化を伝える教育機関です。

社会は、友達や同僚などの横の関係と、先輩や上司などの縦の関係が無数に広がっています。

 

学校は、子どもに社会の文化を習得させ、社会生活に適応ができるようにすることを目的としています。

つまり、学校では集団生活を経験し、社会の文化を学ぶことができます。

 

また、同じ誕生年に生まれ、目的や価値感がまったく違う子どもたちが集まる場所も学校ならではです。

 

学級では、国語や算数、社会、理科以外にも、体育や図工、音楽、英語など、様々な教科を学ぶことができます。

 

同じ年度に生まれた子どもが、周りの子と比べて、自分の得意なことや苦手なことを見つけることができます。子どもは、自分の長所、短所を知ることができるのです。

 

さらに、能力や性格面を総合して、自分がどんな人間かを、自分で考えたり、先生に教えてもらったり、友達に気づかせられることが、子どもが学校へ行くことの魅力の一つです。

桜木きよ先生
簡単にまとめるとこうなります。
子どもが学校へ行く理由
  • 学校で集団生活を経験し、社会の文化を学ぶ。
  • 能力や性格面で、自分の長所や短所を知り、自分がどんな人間かを考えることができる。

少なくとも学校へ行った方がよい

集団生活や自分がどんな人間かを考えることは、学校でなくてもできます。

子どもキャンプのイベントに参加すれば、集団生活の基礎を学ぶことができるでしょう。イベント会場には、先生と呼ばれる大人もいます。

 

また、学校へ行かなくても、本を読んだり、学校以外で人と話すことで、自分がどんな人間かを考えることができます。

 

では、なぜ学校へ行った方がよいのかー。

それは、子どもは、学校で無償で学習指導と生活指導を受けることができるからです。小中学校は義務教育なので、国が、子どもの教育を受ける権利を保障してくれます。

 

キャンプ場に行くにせよ、本を買うにせよ、外で人と話すにせよ、いずれも何かとお金がかかるものです。

国が無償で保障してくれるのなら、子どもは利用すべきです。

 

どうしても、学校へ行きたくないのであれば、子どもは無理に学校へ行く必要はないと思います。

 

しかし、少し厳しい言い方をすると、学校へ行っていない間は、他の子どもよりも、どうしても学びの機会が少なくなります。

なので、少なくとも子どもは学校へ行った方がいいと私は思います。

学校へ行く理由まとめ

学校という場では、子どもは、集団生活を経験します。

そして、学習指導と生活指導を、学校の先生から受けることができます。

 

家庭では、子どもは親から多くを学びます。しかし、親から学ぶだけでは限界があります。

友達と楽しく遊んだり、助け合ったり、励まし合ったりすることは、学校という場が絶好の機会です。

 

広い世間に出る前に、学校という場で社会性の基礎を学ぶことができます。

 

また、自分自身がどんな人間かを考える前に、子どもは、親以外のたくさんの先生という大人に出会うことができます。

「こんな先生がいるんだ」「こういう大人がいるんだ」と、世間にはいろんな大人がいることを知ることができます。

 

友達同士で会う合わない、大人と合う合わないを学ぶのも学校ならではの学びです。

 

私は、子どもは、少なくとも学校には行った方がいいと思います。

(もちろん、義務教育なのですが・・)

学校の先生をやっていても、もっともな答えを出すのは難しいです。

義務教育なので、学校へ行くのが当たり前。

大人でも、深く考えたり、答えを出したりすることはなかったのではないでしょうか。

学校へ行く理由をよく考えれば、学校への見方が変わるでしょう。

私、桜木きよは、Twitterでも日々、教員を笑顔することや、教員の日常や多忙についてのつぶやきをしています。

 

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